ワラ1形

ワム60000形の設計を元に、車体を最大限に大型化し1960年代に製造された貨車。各地に廃車体が残っている。

ワラ16242（山形県西置賜郡飯豊町）

ワラ17279とともに羽前椿駅に放置されています。ホームの坂町寄りから見ることができます。

ワム16242とともに羽前椿駅に放置されています。廃車後に再塗装されているものの、うっすらと車体表記が確認できます。

モータリゼーションにより線路上を追われたとも言える貨車が、レンタカーの営業所で利用されているとはなんとも皮肉なものです。車端部左側には側ブレーキ設置側の表示板も残っています。

一般の方の所有と思われますが、線路沿いにあるため列車内からも容易に確認できます。上の写真も駅停車中の列車内から撮影したものです。

企業が所有している模様ですが、越美北線の車内からも見ることができます。すぐ近くに貨物駅の南福井駅があり、そこから運ばれてきたのでしょうか。

コンテナが並ぶ貨物ホームに、1両だけ有蓋貨車が紛れ込んでいました。

倉庫転用されて以来、長年の風雨にさらされて痛々しい姿になっています。なお日本通運安善支店もすでに廃止になっているようです。

駅構内の機関区の入口に置いてありました。機関区の構内には他にも有蓋貨車が放置されているようです。