廃貨車写真館

ようこそ

かつて鉄道貨物は国内の物流を一手に担っていました。特に有蓋車は、農産物から工業製品、現在の宅配便に当たる小口輸送から工場に直接出入りする大口輸送まで、全国津々浦々の線路で活躍していました。

しかしながら、時代が下るにつれて自動車の発達や鉄道貨物のコンテナ化が進み、1984年までに有蓋車は紙製品などの大口輸送を除いて大幅に整理されました。2012年にはその大口輸送もコンテナ化され、有蓋車の営業運転は終了しました。

それでも、これで有蓋車の時代が終わったわけではありません。激しい走行振動に耐えられるよう頑丈に設計された有蓋車は、貨物駅周辺を中心に今なお倉庫として使われています。

これらの車両はもちろん台車が撤去され、保存状態も良くはありません。しかし、正式な保存車がほとんどない貨車だからこそ、こうした車両が歴史の生き証人になる。そう思ってこのページを作りました。

このサイトについて

本サイトでは、作者が出会った有蓋車を中心とする廃貨車(一部保存貨車)をまとめています。まだまだ車両数は多くありませんが、順次増やしていきたいと思っています。

公開中の貨車は左のナビゲーションバーからどうぞ。

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